お酒の話。
誤解を恐れずに言うと・・・私はお酒が好きです。
お酒自体も好きで、ビールとかワインとか家で1人で飲むこともたまにあるけど、
お酒のある時間というかお酒を通して人と過ごす時間がもっと好きなんです。
・・・考えてみると、仲良い友達には下戸はいない気がする。
大体みんな酒好き♥️笑
タラレバ娘みたいな感じであーでもないこーでもないいいながら東京で飲み歩いていた日々が懐かしい今日この頃。
そう、本日のテーマはノルウェーのお酒事情でございます。
何と言ってもノルウェー、お酒がめっちゃくちゃ高い!
しかも購入できる店や時間帯が限られていて、
スーパーではビールより強いお酒が買えなくて、購入できる時間帯も限られています。
ワインやそれより強いお酒はVinmonopoletっていう国に管理されている専門店でしか買えません。(しかも営業時間が割と短い・・・。
日本だったらその日の気分で仕事帰りにコンビニでふとビール買ったり、
私の大好きなイオンリカー(色々売ってて安い)は23時まで営業してたなぁ・・・。
購入して家で飲む場合は上記のような感じで、店で飲む場合はもっと高いです。
以前、オスロで一番安いビールが飲めるパブ(外で警察官が見張ってるだいぶやばい感じの店)に友人とネタで行ってみたのだけど、
それで一杯47NOK(約620円)。日本だとむしろ高い金額だけど、ノルウェーでは破格です。
後日、他の人に47NOKでビール飲んだって言ったら、だいぶやばい店に行ったね、って言われたほど。
普通の店だとビールは一杯1000円くらい、ワインやカクテルはもっとしますー。
まぁここまでは地球の歩き方北欧編とかにも載ってるふつーーーーの話だけど、
3つほどこっちに住んでみてわかったノルウェーのお酒に関する豆知識をシェアしたいと思います。(誰得w)
1、店は、客にお酒を提供することを拒否することができる。
店員の判断で、「既に酔っぱらっている」「酒を飲んで問題を起こしそう」と判断した場合には「あなたにはお酒を売りません。」と拒否できます。
これはもし実際に酒に酔った客が問題を起こした場合(喧嘩とか)に、店も罰則としてお酒を提供する免許が一定期間没収されてしまうからみたいです。
そんなことがあったらお店の営業に大打撃なので、店員さんも慎重です。
お酒を提供しない判断基準は明確なものがある訳ではないので、自分では酔っぱらってない!と思っても店がダメと言ったらダメみたいです。
日本の居酒屋感覚でわいわい騒ぐと、酔っぱらいと思われてお店からお酒を提供してもらえないかもしれません!(ちなみに私は拒否されたことありませんよ!)
ちなみにこれは飲食店だけでなく、スーパーやVinmonopoletで購入する場合もそうみたい。
2、飲みきらなかったお酒を持ち帰ることはできない。
日本だったらワインとか日本酒とかとりあえずボトルで頼んで、飲みきらなかったら持ち帰ることが可能ですよね。
グラスで頼むよりお得だから、私はいつも大体このパターンです。w
でもノルウェーではこれ絶対にできません。
なぜならお酒を「販売」できるのは前述の国管理のVinmonopoletだけで、
客が「持ち帰る」という行為は販売しているのとまぁ同じなので、飲みきらなくても持ち帰ることはできないのです。
なので必ず飲みきるとわかっていない限りは、ボトルオーダーは勿体ないかもしれないですー。
3、屋外で飲むことは禁止・・・ でもみんな飲んでる!?
アメリカとかもそうだと思うけど、屋外で飲酒は禁止です。(家の庭とかパブの外の席はOK)
でも夏のノルウェーで公園に行くと、あっちこっちでみんなビールちびちび飲んでます。
ようはお花見みたいな感じで明らかに外で「宴会」するのは禁止だし、
仮に警察がパトロール中に屋外で飲酒している人を見かけたら注意するだろうけど、
節度を守って飲む分にはグレーゾーンみたいです。
(グレーゾーンっていうか禁止だけどまぁ普通に見かける行為)
大体のノルウェー人はお酒強いからビール500ml缶を数本飲んだくらいでは、顔色1つ変えません。
袋とかボトルホルダーに隠して飲んでる人も結構多いです。
まあ天気がいい日に外で飲むビールは最高だからなー。
飲む場合は自己責任です!
色々と規制をかけたり、酒税をべらぼうに高くしてもアルコール中毒になってしまう人は多いみたいです。
お酒は楽しくほどほどに飲むのが一番ですね・・・