O SLOW LIFE

オスロでの生活の中で感じたことを書きます。

ラパス → クスコ 夜行バス Trans Salvador

ボリビアの首都ラパスからペルーのクスコまでの移動について。

 

※全て2018年2月旅行時時点での情報ですので、ご参考までに

 

そもそもこのルートは飛行機も出ているのですが、直行便の数が少なく、一度リマで乗り換えてまたクスコまで引き返すようなルートが多かったです。

 

また日にも寄ると思いますが、移動距離の割に飛行機の運賃が高く、バスでの移動を検討することにしました。

 

私も友人もバスでも普通に寝れるタイプだし、限られた2週間の旅行の中、日中の移動で1日潰れるのは勿体無いので、夜行バスを希望していました。

 

検索したところ、ラパスからクスコ行きのバスは何社か出ているみたいですが、夜行バスはTrans Salvadorという会社の1社のみでした。

 

それ以外の会社はチチカカ湖のほうを周るルートで午前発の夜到着のスケジュールが多かったです。

 

ということでTrans Salvadorの夜行バスについて、安全なのか、快適なのか・・・先人の方々のブログで検索したところ、

 

日本語で見つかった情報

・このTrans Salvador社が通る国境の「デサグアデーロ」という街が危ない。国境での荷物検査の名目で警察からお金や貴重品を盗まれる。

・そのため多くの日本人バックパッカーはチチカカ湖経由のルートを使っている。

(バス自体がどうだったかの情報は見つからず。)

 

英語で見つかった情報

・Trans Salvadorのバスがボロボロで、途中でバスが故障した。そのためクスコへの到着が5時間以上遅れた。

 

・・・非常に心配になる内容しか見つからなかったのですが・・・、

 

しかしスケジュール的にやはり夜の間にラパスからクスコに移動する必要があったため、(当日の朝ウユニから飛行機でラパスに戻ってくるため、日中のバスは間に合わない、また翌日にはクスコ発のマチュピチュ行きの電車に乗りたい。)最終的にはこの夜行バスにトライすることに。

 

Tickets Boliviaというサイトから、ネットでも事前予約できますが、手数料が結構がっつり取られるので当日、窓口で購入しました。

(本当は数日前にウユニに行く前にラパスで買う予定だったけど、祝日でチケットオフィスが閉まっていた。)

 

チケットオフィスはラパスのバスターミナル内にあります。

当日の昼でもチケットは購入できましたが、乗車したら満席だったのであまりギリギリだと買えない可能性もあると思います。

チケットを購入するとチケットオフィスで出発まで荷物を預かってくれました。(無料)

 

実際にバスに乗ってみての感想ですが、普通に快適でした!!

 

・乗客は地元民半分、旅行客半分といったところ。

・座席は3列シートのため、余裕がありほぼフルリクライニングできます。

(日本みたいに遠慮しないので、みんな目一杯リクライニングします。w)

・出発すると紙袋が配られて、水、ジュース、お菓子が入っていた。

(水しか飲まなかったので、お菓子等のクオリティーは謎。)

・バスは古いけど、まあ普通に走るので問題はなし。トイレも一応ある。快適には程遠いトイレだけど・・・、それは仕方ない。

・バスの出発が遅れたけど、クスコにはほぼ時間通りに到着した。

 

また心配していた国境の街ですが、特に危ないことはなく。

 

まずボリビア側の国境の街で乗客は全員降ろされます。

そこで自分でボリビアの国境オフィスに入り、出国審査をする。(15分位並んだ。)

特に荷物検査は無く、(というかスーツケースはバスに乗ったまま、先にペルー側に行ってしまっている)、日本人とわかると「コニチワ^^」と言われるくらいの平和さ。

 

無事に出国スタンプが押されると、自分で歩いてペルー側に行く橋を渡る。

 

ペルー側に入ってすぐの国境オフィスで入国審査をする。(ここも10分ちょい並んだ。)

ここでも荷物検査はなし。ここの入国審査官もフレンドリーで、「毎日この仕事してるから飽きちゃった。」とか友人に言ってたらしい。私は「マチュピチュ行くの?楽しんでね〜。」と言われた。

 

無事に入国スタンプが押されると、自分でバスに戻る。バスは全員が戻ってくるまで待っててくれます。

 

 

ちなみにバスに戻る前にすぐ近くの両替所で両替したけど、ここがクスコやマチュピチュよりもレートよかったです。

 

バスは16時半にラパスを出発して、この時点でたしか22時位とかだったかな・・・(ちょっと時間はあやふやです。)ここまでは景色が綺麗だったこともあり、私は起きて外を見てました。ペルーに入国してからはずっと寝てて、クスコに朝5時半頃に到着して友人に起こされるまでずっと寝てました。

 

クスコのバスターミナルに到着すると早朝でもタクシーはいっぱいいました。

 

ということで、ラパスからクスコまでの約13時間の夜行バスの旅は快適でした。

 

しかし!

実はラパスのバスターミナルでPeru Busという他の会社のクスコ行の夜行バスを発見しました!(外装からは明らかにTrans Salvadorよりもバスが綺麗だったし、乗客はこぎれいな欧米人ばっかりだった!笑)

 

ペルーの会社だから、ラパスのバスターミナルでチケットを購入できるのかは謎だけど、ネットでペルーの旅行会社から予約できるみたいでした。(Tickets Boliviaでは検索結果にも出てこなかった。)

 

乗ってないからわからないけど、これから検討するにはPeru Busも良いかもしれません。あ、Trans Salvadorでも問題はなかったですよ!

 

長文で書いてしまったけど、いつか誰かの役にたちますように〜。