O SLOW LIFE

オスロでの生活の中で感じたことを書きます。

学びつつあるノルウェーのパーティーの極意

先週末は友達の家でお引越しパーティーに行きました。

 

何度も書いている通りノルウェーは物価が高いため、外でパーティーすることは稀で、大抵が誰かの家で宅飲みになります。

 

「ディナー」に招待されるときは大抵すでに顔見知りの友達グループ(大学の友達グループ、お幼馴染グループ、高校の仲良しグループ等)でお酒も飲みつつご飯を食べる(OR一緒に作る)のが普通。

 

「パーティー」のときはこれらのグループはごちゃまぜで全員招待し、食事はポテチやケーキ等軽食しか出ないので基本的には各自食べてから来ます。

 

どちらもお酒は自分が飲む分は持参するというのが基本です🍷

 

ディナーであれパーティーであれ、1+1の文化で、必須ではないけれど、「女子会」とか「男だけでひたすら飲みながらゲームする会」(夫がたまにやってるw)と名義されているものでない限りは、パートナーも必然的に招待されています。

 

ということで、私もよく夫のディナーやらパーティーやらについていくわけですが、ディナーに比べてパーティーは私にはハードルが高いんです。

 

ディナーであれば、全員が夫の友達やそのパートナーだったりするのでみんな何度も会っていて気心が知れているし、楽です。私のノルウェー語のレベルもわかっているので、ノルウェー語のときはゆっくり話してくれたり、疲れてきたら英語に切り替えてくれます。

 

でもパーティーだと知らない人ばっかり。なので大抵は「〇〇(ホスト)とは何の知り合い?」というところから会話が始まります。

その中にグループが来ていたりすると既にそこだけで盛り上がっていて、会話の輪に入るのは難しいです。勇気を出して話しかけても会話が続かなかったり、会話が続いてもそこから連絡先を交換してまた会おうということになるのは非常に稀です・・・。

言わば、その場をやり過ごす為だけの会話ばかりで、特に外国人としてノルウェーに来てる身としてはこういった場で友達ができたらいいなと思って行くのですが、ノルウェーではこういった場で友達を作るのは難しいです。

 

私は現在28歳なのですが、この世代ってもう友達とかグループとか決まってるから、敢えて新しい友達とか作ろうとする人は少ないんですよね。それが相手からひしひしと伝わって来ることもあり、傷付きますw

ノルウェー人の同い年の女の子も、学生時代は知ってる人がいなくてもパーティーに行ってそこから友達を作るのが普通だったけど、今は同じグループの子が来るってわかってるパーティー以外は疲れるからあまり行かないと言っていました。

これはノルウェーだけに限ったことではないかもしれません。思い返せば、自分も日本ではそうだったかもしれません。

 

なので段々パーティーに行くのは億劫で、ここのところは私はパスすることも続いていました。

 

ただ夫の友達の中でも私も仲良くしている人のパーティーにはなるべく顔を出したいなと思っているんです。特に誕生日パーティーとかは。

 

前までは楽しまなきゃって思いや、友達を作らなきゃって思いが大きくて負担に思っていたけど、最近は会を重ねる毎に少し自分なりの極意を見出しました。

 

まずは、楽しくなかったり話す人がいなければ早めに帰ってもいいんだ、ということ。前は夫が帰るまでいなきゃと思っていましたが、観察していると、パートナーとして来ている人は特に、適当に理由を付けて先に帰る人も結構います。私も最近は楽しめなくなったら遠慮せずに帰るようにしています。参加することに意義あり❗️

 

また、会を重ねるごとにたまには良い人に出会えるということ。一時期はパーティーで友達作るなんて無理!!って思ってたけど、たまに話がすごく弾んで、連絡先を交換する相手もいます。つまり数打ちゃ当たることもある、みたいです。

 

先週末の引越しパーティーでは仲良くなれそうな子に会って、連絡先を交換して今度オスロに新しくできた日本風の居酒屋に一緒に行くことになりました。

 

何事も気負いせずに楽に構えるのが大切かもしれません。冬になると外出するのは億劫だけど、昨年よりかは気楽にパーティーは行けそうです。