ノルウェーのワーキングカルチャー
私はノルウェーの会社でフルタイムで事務の仕事をしているわけですが、
(事務というか庶務的な感じでなんでも屋さん的なポジションにいる)
私の働いている会社のワーキングカルチャーはとてもカジュアルです。
特に何でも屋的なポジションにいると、人から色々仕事を頼まれることが多いのですが、とてもカジュアルでたまにびっくりするレベルのこともあります。w
例えば、取引先から依頼された内容を(おそらく自分がやる時間が無いから)本文ナシでそのまま転送してくる人とか、
5W1Hのうち1Wくらいしか入ってないメモ(例・誰かの電話番号、要件は不明)が机に置かれていたり・・・。
(もはや誰が依頼してきたのか探すところから始まる。w)
もちろん会社によっても色々と雰囲気は違うので「ノルウェーは全てこう」と一括りにすることはできません。でも外部の大企業の人とやりとりをするときも、基本的に日本人の感覚だと結構びっくりすると思います。
日本にいたときにはドイツの会社で働いていたので、ドイツ人とはたくさん仕事をしましたが、ドイツ人は日本人と同じかそれ以上にきっちりしている人が多いですね。
だから一緒に仕事しやすかったです。同じヨーロッパで地理的にも近いのにノルウェーは全然違くてびっくりしました。
日本だと社会人としてのマナーとかメールの書き方とか、新卒時代に徹底的に叩き込まれますが、ノルウェーではそういう感覚を他人に期待すると、がっかりするかもしれません。
ただ日本人的な感覚は感謝されることも多く、Japanese perfectionとよく褒められるので無駄になったとは思っていません。
なぜ今こんなことをブログに書いているかというと、まさにさっきあまりにも雑なメールが来ていらっとしたからです😂
なんだか最近、愚痴気味のブログが続いてて良くないですね〜
でももちろん嫌な部分ばかりではありませんよ!!
基本的にゆるいので、周囲から急かされたりすることはなく自分のペースで働くことができます。頼まれたこと終わってなくても、定時に帰ります。
また、周りの人がしょっちゅう忘れるので、自分がたまに頼まれた仕事を忘れてしまっても嫌な顔をされることがありません。w
日本だと「自分に厳しく、他人に優しく」が美学ですが、実際には「自分に厳しいから、他人にも厳しい」人が多いような気がします。
ノルウェーだと「自分に甘く、他人にも甘く」な人が多いですね。
日本的な几帳面さとノルウェーのカジュアルさ、中間位がちょうどいいなーとよく思います🙂